銀色のケープを羽織、分厚い手袋を着用したらいざ中へ!
「うぅっ、寒い!」。吐き出す息が一瞬にして白くなる。
ココは−5℃の凍てつく北欧の世界、平均滞在時間が約20分というのもうなずける。しかし、店内を見渡せばブルーとホワイトのライトに照らされた透き通る氷の世界に思わずうっとり。その美しさにしばし寒さも時間も忘れるほどだ。壁一面に描かれた北極圏をモチーフにしたアートには様々なストーリーがあり、スタッフが丁寧に教えてくれる。本場スウェーデンのアイスホテルで氷の彫刻を制作していたスタッフもいるので、本場の貴重な話を聞けるのも楽しみ方の一つだろう。
店内には氷を保つための工夫が随所に見られ、ライトは熱を発しないLEDを使用するなどのこだわりよう。ケープを羽織るのも防寒対策はもちろんだが、体温によって氷が溶けるのを防ぐためだ。
氷のソファーは時が経つにつれてお尻の形になっていく。来る度に、氷は違う表情を見せてくれるのでリピーターも多いのだろう。
氷でできたグラスは唇を当てる毎に形を変え、飲みやすいマイグラスになっていくのが面白い。100回も精留して作られるABSOLUT
VODKAをベースにしたカクテルは、氷に負けないぐらいピュアでスッキリとした口当たり。女性客にも好評だ。
氷のカウンター越しに見える外苑西通りが、ここが異世界だと実感させてくれる不思議な空間。
−5℃の氷の世界で一足先に冬を体験してみてはいかがだろう。